Mitsunori Sugawara 菅原 光則 彫刻専攻　1983年大学院修了 岐阜県 山県市佐賀

石彫を始めて約半世紀、白御影石から始まり、大理石や砂岩、トラバージン等を使い作品を制作してきた。一番愛着のある石は黒御影石であり、硬さや結晶の大きさ、色など質感や存在感に魅了され制作を続けている。工具としてはグラインダーを使っての加工が主であるが、今後も体力の続く限り、石を彫っていく思いである。

2025年

作品1：迷宮2024-A
作品2：二つの迷宮2022
作品3：二つの迷宮2023
作品4：迷宮2024-B

3年程前より『迷宮シリーズ』を制作している。石に惚れ込んでいることもあり、世界各国の石で造られた遺跡等を見ることが大好きである。人間が大地と関わりながら神殿等を造ってきた。その痕跡には多くのドラマがあり、想像を駆り立てる要素がある。謎めいたことも多く、人間らしく思う。そんな作品を制作したいと思う。